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第57話 「ケースバイ双鹿」

Auteur: 詩乃宮
last update Date de publication: 2026-08-23 11:00:32

 それから。

 双鹿もヴィクトの現状は理解してくれている訳で、寝る時間以外はヴィクトはAWMにログインして主人帝でホストとして働いていた。

 ———すると。

「ヴィクトさん、奥のVIP個室、次お願いしまーす」

「はーい、……はい!?」

 ヴィクトは黒服をもう一回捕まえる。

「すみません、どこか聞こえなくて……!」

「あはは、音ヤバいですもんね。奥のVIP個室です。防音なんで此処よりは会話楽ですよー」

 おー、聞き違いじゃなかった。VIP!?あの、1セットで数万ルームチャージ料がかかるVIP個室!?!?!どんな富豪が、どんな酔狂でヴィクトを指名したのかばくばくと心臓を高鳴らせながら高価な店内を歩いて行く。

 そして、VIP個室の扉を開け———。

「どうも、ご指名ありがとうございます。弟系ホスト、ヴィクトです」

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  • All World My hands   第82話 「決戦・クロム その1」

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